速く走るためにはもちろんのこと、走りを楽しむうえでも必要なのがドライビング技術の向上であることは間違いありません。そのためには日々精進しなければなりませんので、体力維持とともにサーキットや峠での走りのトレーニングが欠かせません。
サーキットにおいては“速く走ること≒ラップタイムの向上”と考えて走るわけですが、自分のレベルが上がっていくたびに過去の自分の姿を笑ってしまいます。初めてサーキットを走った頃から考えるとクルマの進化はわずかですから、いかに鈍い走り方をしていたかがわかります。
私が走りのトレーニングに使わせてもらっているのが岐阜県瑞浪市にあるYZサーキットで、自分なりのペースでお財布と相談しながら走りに行っております。(笑)
今年のトレーニングを振り返ってみると、2月/2回・3月/1回・4月/3回・5月/1回・6月/1回・10月/2回・11月/2回・12月/1回・・・と合計13回走りに行っているわけですが、これまでのベストラップが4月末に出した“44秒333(F:「ネオバ」+R:「ヴィモード」)”であり、ここ最近になっても大したタイムアップが出来ておりません。
もう少し速く走れそうな気がしているんですが、思考錯誤を繰り返しているうちに今年の走りが終わってしまいました。(汗)
ということは今年1年を振り返ると技術的な向上が見られない?!ということになりますが、今年はリヤタイヤに「RE01」・「ヴィモード」・「GⅢ」・「ネオバ」といろんなタイヤで走ることになって、それも山が残っていないとか、タイヤが少し古かったりと条件は良いとは言えませんが、そのおかげでタイヤから教えられることが多かったと思います。
特にオークションで1500円(2本で)で落札した「GⅢ」には笑えました。「RE01」からの履き替えでしたが、サイズを変更(175/60-14→185/55-14)したことも関係あったのかもしれませんが、それまでとは大違いのローグリップに戸惑いました。そんな中でも、それまでと大して変わらないタイムを出せたのは良かったことですが・・・。(笑)
その後はサイズを元に戻して、以前に履いていた3分山の「ヴィモード」をあくまでも練習のつもりで履いて走ったところが、グリップは大したことは無いのですがコントロールしやすかったので、思ったよりも速く走ることが出来たというわけです。
それにしても、「RE01」で走るよりも「ヴィモード」で走る方が速かったなんて間違っていると思いますが、私の走り方との相性もあることでしょうが、逆に言えばその程度の技術しか身につけていないのが私の現状ということになりますね。(汗)
夏になってからリヤタイヤに2年落ちの「ネオバ」を履きましたから、秋には初めて前後タイヤとも「ネオバ」を履いてサーキットを走れたのですが、これまでの走り方の癖がタイヤを活かせずにタイムアップとは相成りませんでした。
私にとっては4ヶ月のブランクが結構大きかったようにも感じますが、バネレートを変更してセッティングを整えてあったにもかかわらず進歩が無いだなんて、走り方自体に問題があるのではないかと考え始めていた頃でした。
今年最後の走りにおいてはF:「GⅢ」+R:「ヴィモード」を履いてみたんですが、今までとは別次元の走りにくさを感じながらも、今までとは別の考え方で走ってみたところ、なんとか“44秒589”という今までと変わらないタイムを出せたというわけです。
これは少し前に一緒に走ったKさんから教えられたことですが、今までの私はフロントタイヤのグリップに頼って一気に向きを変えてスライドしながらコーナーリングしていたのですが、そういうオーバーアクションが間違っていると気付いたわけです。
そもそも、なぜそんな走りをしていたかと言いますと、単純な私としてはサーキットでラップタイムを縮めるためには走る距離を短くすれば良いと思って、出来る限り短い走行距離で走れることを優先したライン取りで走っていたのです。まぁ、私の場合は単純思考ですから・・・。(大笑)
仮にストレート(ゴールライン)を時速100kmで通過しているとすれば秒速にすれば約28mになるわけですから、0.1秒速くなるためには2.8m短い距離を走れば良いと考えて、可能な限り走行距離を縮めてみたところ結構タイムが上がったわけです。とはいっても、走り方のリズムがあっていただけなのかもしれませんが・・・。
しかしながら、より速く走るためにはこのままでは問題があると考えていたところに、ちょうどKさんの走り方を見て考えさせられて、さらにフロントタイヤを「GⅢ」にしたところ何が足りなかったのかを見つけられた・・・というわけです。
タイヤはクルマの性能を大きく左右する要素であることは確かですが、基本を忘れかけていた私のような者には、タイヤのレベルを落とすことで気付くこともあるのではないかと思います。
私が尊敬している超速ビート乗りのNさんが“ビートを速くする方法?!”という掲示板での話題で出したコメントが“腕でガンパル・・・”というNさんらしいものだったのを見て、そのとおりだと思いました。
クルマを操るのはドライバーであり、いくら性能の良いパーツを組んでいてもその性能を発揮していなければ意味がありませんから、クルマだけに頼るのではなく自分に賭けたいですよね。
ホームページにのどこかに書いてあると思いますが、私は『HE゙AT SPRINT』の性能をできる限り(≒100%)引き出してやりたいのです。 純粋なスポーツカーとして生まれ変わったのですから、その性能を引き出してやるのも私の役目だと思いますし、剛性アップのすばらしさを訴えるのにも悪くないですからねぇ。(笑)
そのためにサーキットでトレーニングをしているのですが、クルマを活かすドライビングを心掛けていたにもかかわらず、いつの間にかタイヤのグリップ力に頼って強引なドライビングをしていたかと思うと、ちょっと情けないものがありますね。
原点回帰=初心に立ち返って、『HE゙AT SPRINT』との対話を忘れずに実践し、より高いドライビングに挑んでいきたいと思います。それとともに今後の仕事や私事の面においても、それを忘れずに実践していきますよ♪